お友達を噛む子の葛藤

1〜3歳くらいの子に
よく見られるのは
お友達を噛んでしまう子。

噛みむときの行動は
とっても速いので
先生が止めるのも
なかなか大変です。

何故噛んでしまうのか?
もしかしたら、
お家では噛まないのに
どうして保育園や幼稚園では
噛んでしまうの?
と悩むお母さんもいますよね。

噛む子には、
噛む子なりの理由があります。

集団で過ごすことに
多少なりともストレスを感じ
イライラしている
というのも理由のひとつですが

やはり、まだ気持ちを
ことばで上手く伝えられず
それでイライラしてしまい
噛んでしまうほうが
多いと思います。 

この時期のことばの発達には
個人差があるので
特に多いのです。

お母さんは、出来るだけ
いやだったね
イライラしちゃったね
と気持ちをくみとってあげたり

いやだ
やめて
〇〇してちょうだい
など、
どんなことばで伝えるのか
教えてあげてくださいね。

子どもが話すことばを
ゆっくり待ってあげるようにして、
ことばで伝える練習を
積み重ねていくよう
支えてあげてましょうね。

噛む子も、わざととか
意味もなく噛む訳ではないのです。

噛まれてしまう子は
痛い思いはするし、
もしかしたら
何も悪いことをしていないのに
急に噛まれてしまって
かわいそうな思いを
させてしまうこともあります。

ですが、
噛む子にも
噛む子なりの
こころの葛藤があるのです。

おもちゃを取られたのに
やめて!
って言えなかったり、
自分の気持ちを
上手く伝えられないし、
噛むたびに
叱られてしまうので
きっと気持ちも
モヤモヤすると思います。

ことばで伝えることが
上手くできるようになると
噛むこともなくなりますので
噛む子の成長を
優しく見守る気持ちを
持ちたいですね。

子育てで悩んだときに読むblog

元保育士くまがいの子育て応援blog

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